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次の日
あたしは
高熱で学校をやすんだ。
ちょうどよかったな…。
祐くんに…
会いたくなかったし…。
バタンッ。「妃奈!!!」
あたしを呼ぶ声と
部屋の扉が開く音が重なった。
「うるさいよ…お兄ちゃん…」
「大丈夫か?!」
聞く耳をもたずに
寝ているあたしの横に座る。
「…もうお昼だけど…大学は??」
「早退してきた。」
これだからお兄ちゃんは…。
あたしのために
わざわざそこまでしなくても…。
「大丈夫なのか??」
「うん。ただの風邪。」
「よかった…」
安心したのか、
足を崩してあぐらをかくお兄ちゃん。
「あ。てゆーか」
なにか思い出したように
お兄ちゃんは話を切り替えた。



