ち、ちち近いよおお…。
顔の真ん中に
全体の熱が集まる。
それにつられたのか
祐くんの顔もなんか…赤い?
「昨日、西島とどこ行ったの??」
「えっ…?!」
「教えて」
じりじりと近づく祐くん。
気づけば
もうパイプ椅子には座ってなくて、
ベッドに乗り込みそうなくらい。
ついには壁に追いやられてしまう。
「あああたしは…」
「言い訳はなし。」
「………水族館…」
「…ふーん」
聞いてきた割には
無愛想な返事。
てゆーか祐くん、
不機嫌…ですか?
「なにされた?」
「ゆゆ、祐くん!!とりあえず離れてっ」
「こっちが先。なにされた?」
こんな距離じゃ…
心臓保てないってのー!!!!