【完】冷たい彼は幼なじみ





あたしは渋々、
ベッドから起きあがって


お兄ちゃんに
首筋を見せた。

「…てゆうかお兄ちゃん、いつきたの??大学は?」

「あーやっぱり…。」


質問に答えてくれないお兄ちゃんはすごく珍しい。

「なにが…??」

「…妃、…彼氏できた?」

お兄ちゃんは
たまに呼び方を変えたりする。

妃って呼び方は
祐くんだけがいいのに…。



「できないけど…??」

真剣な目のお兄ちゃんに
あたしは首を傾げる。


「今日、誰とどこ行ってた??」

「えっ…」

「そーいや…学校の割には帰り遅かったんじゃない??」


こ、怖い。

あたしのことになると
お兄ちゃんはいつもそう。

探偵みたいに
ズバズバ言い当てていくんだ。


「今日はその……普通に学校だったけど……」 

「俺に嘘は通じないぞ~」


ドキンッ。

あぁもう…。


これだか
お兄ちゃんは…。