【完】冷たい彼は幼なじみ









祐くんの顔は見えない。



なのに

そこに祐くんがいるって



存在があるだけで



キュンッと胸が締め付けられる。



苦しい...。



でも、




愛おしい...。



やっぱりあたしは...
祐くんが――――――――


「ちゃんと、お前と話したい。」


「へ......?」


「妃...。俺の話、聞いてくんねーか?」




優しい。


優しくて、甘い声。



大好きな、祐くんの声。




でもあたしは



「祐くんと...話すことなんて......なにもない。」


「……なんで」