【完】冷たい彼は幼なじみ







素直に嬉しかったんだ、あたし。




「妃奈......ちゃん???」


あたしの涙に気付いて、
西島くんは少しだけ離れて

あたしの顔をのぞく。



西島くんの目は
透き通っていて、

でも少し潤んでいて、

瞳に触れたらきっと
しずくが落ちてきそうで...。





本気なんだ...。



あたしを、


あたしのことを、


本気で...。




「妃...!!!」




ビクンッ...





なんで――――――