彼女に聞いた


どんな人がいいのさ


彼女は答える


どんなに突き放してもいなくならない人


それは僕がなろうとしたもの

けど彼女は突き放したんじゃない

突き放すフリで自分は違う人に走ったんだ

自分から距離をとったんだ

僕はいつも同じ場所までなら帰ってきた

いつも彼女がいる場所

どんなに意地悪されても

そこまで帰ってきた

でも

もうその場所には


彼女がいなかった