さっきの人はやっぱり

彼女のことを好きだと言っていた人らしい

以前僕とえっちなことをしたときも

その人のことを考えてしていたと教えてくれた

しかし

「勉強が忙しくなるから連絡しないって言われたから全部消した」

「君だけだよ」

「もう君しかいない、本当の恋人だよ」

「君一人だけ」



その言葉をきいて

バカ正直に受け取って

僕は泣いた


気づくべきだったね

少なくとも

思い出が

夢が

少ないうちに


でも僕はそのとき

本当の恋人になれたと嬉しくて泣いた