楽しかった
初めての通話でこんなに楽しかったのは
初めてだった
そんななかで
彼女が自分の彼氏のことを話してくれた
自分のことを好きなのかわからない
もう1人の人は自分のことを好きって言ってくれたけどあんまりかまってくれない
悲しそうだった・・・
今思えば僕の次の言葉が僕の引き金だったんだ
母も死なせた
自分の一言で何が起こるかわからないのに
「じゃあさ、僕がネット限定の彼氏になってあげるよ」
「君は気が向いたときに僕に話しかけてくれればいい」
「僕は君を無視したりしないから」
その日から僕と彼女はネット限定の恋人になった
