自己紹介もしないとな…


「自己紹介まだだったね。

僕の名前は、柴藤海斗。

明里ちゃんの担当医だよ。

よろしくね!!」


明里ちゃんは何か悩んでいた。


いきなり

「おじいちゃん先生は?」


と聞かれた。

おじいちゃん?

誰だ!?


もしかして親父のことか!?



「おじいちゃん?もしかして

明里ちゃんの前の担当医かな?」

そう聞き返すと

明里ちゃんはコクンと頷いた。


「あーあの人はね、僕のお父さん

院長だったんだ。

それを僕が引き継いで、お父さんの

担当患者が僕の担当患者になったんだ」


と分かりやすく説明した。


すると明里ちゃんは


なるほどって顔をしていた。