『猫とかライオンとかそんなの関係ねえだろーが…

…………俺が…

…お前を好きって言ってんだよ』





それは予想もしなかった出来事だった










うそだ…ありえない……


恥ずかしさで思わず目を伏せた。


《今なにが起きてる?》




…俺は猫で…

この国の王子…

ライオンでもなくて普通の庶民でもない……



『…っ!バカじゃないの?!/////猫なんて気まぐれだし、俺………一応王子だし、そーゆうのわかってっっ………』





言い終わらないうちに突然グイっと腕をつかまれ、抱きしめられた





《?!!??》







『……ほんとお前素直じゃない…

でも……

…そーゆうとこも猫らしくて好きなんだけど……』




………………///////



あぁ

調子狂う…俺…

…なんでドキドキしてんだよ…









〜お前の猫になんかならない!〜