作弥とリリは魔法使いの衣装に変身して結界の外に出た。動化家みんなが注目した。
サリア「なにしてるの!」
作弥「あんたは黙ってなさいよ!!これは私と、リリの魔法試合なのよ!」
リリ「サリア様…。今は見逃して下さい。」
サリア「分かったわ…。」
2人は杖を出した。
作弥「1発勝負よ!動化家の皆さんが笑顔になるような魔法を使う事。みんながたくさん笑顔になった方が勝ちよ!あなたが負けたら、ここから出て行きなさい!私があなたの代わりになるわ!」
リリ「もし勝てば、禁断の書を渡して、魔法を解いて下さい!」
作弥「いいわよ!じゃ私から行くわよ!」
作弥は空を暗くして、魔法で立体的な花火を打ち上げた。
作弥「私の魔法は立体的に見せる魔法よ!」
動化家のみんなが笑っていた。作弥「高度魔法の1つよ!こんな風に杖に溜まった魔力を指につけて、指パッチンしたら打ち上げ花火が出来るのよ!」
指パッチンをすると、サリア様の顔の花火が打ち上がった。サリア様は拍手をしていた。
リリは空を明るくした。リリは、魔法で大きな城を見せた。
リリ「この城は普通の城ではないの。私が、花になれと言うと花になるわ!」城は、見る見るうちに花に変わった。みんなは拍手をした。
リリ「花から、動化家みんなの顔に変われ!」すると、顔に変わった。全員、笑顔になった。作弥「完敗ね…。私の負けよ…。私はここから立ち去るわ。」作弥は、悪の禁断の書と正義の禁断の書を渡して、魔法を解いてくれた。
リリ「待って!作弥さんに頼みたい事があるの。」リリは上空で手紙を書いて渡した。
作弥「ただ働きは御免よ…。」リリは小さな赤い石をあげた。リリ「この石は、危険な目に合うと守ってくれるの。」受け取った。
作弥「分かったわ…。じゃ今日は私とリリは友達ってカテゴリーにしとくわ。」作弥は魔法を使って消えた。
上空に降りると、サリア様がいた。
サリア「大丈夫なの?」
リリ「はい…。」
すると、カオルが帰って来た。カオル「ただいま!明日の朝に100人来るみたいだから待ってろ!」
リリ「ありがとう!」
カオル「作弥は?」
リリ「帰ったわ…。」
カオル「お前それは、禁断の書?作弥から貰ったのか?」
リリ「魔法対決して勝ったら貰ったの。」
サリア様が取り上げた。
サリア「これが禁断の書…。」開けようとするが、開かなかった。