土下座をしたリリの頭をミアは足で踏みつけた。ミア「いいきみだわ!」シューケル「ミア様!お止め下さい!」ミア「ミア様じゃなくて、当主様でしょ?シューケル!あんた、魔力の玉、持ってるわよね?当主様命令よ!今すぐ、魔力の玉を私によこしなさい!」シューケルは袋から、青い大きな玉を渡した。ミア「ありがとう。赤の魔法使いリリ、あんたは動化家から追放よ!元々、何で危険人物が居るのか分からないわ!シューケル!あんたも、追放よ!」そう言って、魔力の玉を持って消えた。シューケル「リリ様…。申し訳ありません。」シューケルは頭を下げた。リリ「いいのよ…。私こそごめんね。頭を上げて。」シューケルは頭を上げた。リリ「追放かぁ…。行く場所なんてないのに…。」シューケル「そうだ!もし良ければ私のふるさとに来ませんか?住む場所は長老に言えば大丈夫です!」リリ「いいの?」シューケル「はい!」シューケルは魔法を使い、ふるさとにリリと向かった。一方、ミアは動化家に着いてみんなに向かって言った。
ミア「皆さん聞いて下さい!リリ様が、当主様の座を私に譲ってくれました!これからは私の言う事を聞いて下さい!」みんなはざわざわしていた。
ミア「うるさい!まずは、サリア様、あなたを追放します!あなたの代わりの大魔法使いはこちらで用意していますので、用済みです!」サリア様「私は、この動化家を守る為に来たのよ!」ミア「サリア様、言う事聞いて下さい!リリ様とシューケルは追放しました!」サリア様「何ですって!」黒いマントを着た男達が、サリア様を抑えた。ミア「シューケルから魔力の玉を貰ったわ!行きたい所を言いなさい!飛ばしてあげるわ!」サリア様「ポイラ村…。」ミア「実家に帰るの?まぁいいわ!」ミアは、サリア様のおでこに人差し指を当てた。すると、サリア様は消えた。みんな騒然とした。ミア「私は今、力を持ってるわ!みんな、動化家から消えなさい!」ミアは大きな杖に魔力を溜めて、空に向かって杖を立てた。稲妻がみんなに刺さり消えた。ミア「計画通り!こんな立派な屋敷を使えるなんて贅沢ね?レイ。」小さな女の子が出てきた。レイ「はいです。ミア様、当主様おめでとうございます。レイは立派に大魔法使いになりますぅ!」ミア「ありがとう。頑張るのよ!私の護衛共も出てきなさい!」100人出てきた。レイ「ミア様いや当主様をお守りするんだな!」護衛「はい!命にかえても守ります!」ミアとレイは大笑いした。