百合は海辺の近くに座った。
すると、ロアが隣に来た。
ロア「百合さん。良かったら、このチラシどうぞ。」
チラシを見た。
百合「人間界で持ってきた服を高値で買い取ります。」
ロア「この街では、人間界での服を高値で買い取る事をやっています。良かったら、いらない服あれば売って下さいね。」
百合「分かったわ!」
ロアは街へ行った。
百合「ここに来たのはいいけど、彼氏居ないと充実しないな。」
すると、街の方が騒がしくなってきた。
百合は見に行った。
金色に輝く髪をした男がいた。みんなは、「王子!王子!」と言っていた。
百合「王子?」
男は、百合を見て近づいてきた。
百合に薔薇の花束をあげた。
ニカロ「私は、ニカロと申します。あなたは?」
百合「百合です。」
ニカロ「美しい。」
百合「ありがとうございます。」
ニカロは招待状を百合に渡した。
ニカロ「来て下さいね。」
ニカロは護衛されて見失った。招待状には、パーティーと書かれていた。
百合「パーティー?私が?」
百合は破り捨てた。
破り捨てた紙を、女性達が拾い集めた。
ロア「百合さん。勿体無い!王子ですよ?」
百合「興味ないの。」
百合は、動化家に帰った。
門には、サリア様がいた。
サリア「おかえり。」
百合「ただいま戻りました。」サリア「浮かない顔ね?」
百合「早く、恋人ほしくて………。」
サリア「心配ないわ。大会が終わった後に、パーティーがあるのよ!色んな国の王子やお姫様や庶民の男女などが集まる盛大イベントがあるわ!そこで、見つけるといいわ!」
百合「はい!私、頑張ります!」
百合は部屋に戻り、惚れ薬を出した。
百合「この粉を飲み物に入れれば、たちまち、あなたを好きになります。効果時間は決まっていなくて、あなたがもういいと思えば、効果は消えます!いいかもしれない!パーティーに使おうかな。」
百合はリリから貰ったドレスを着た。
百合「ピンクの花柄のドレス?可愛い!」
すると、リリが入ってきた。
リリ「似合ってるわね。明日からは、そのドレスを着て頂戴ね!」
百合「はい!分かりました。」リリは紙を置いて消えた。
百合は紙を読んだ。
百合「惚れ薬は上手く使うのよ。リリ様も持っているのね。もちろん。上手く使うわよ。」
百合は、ウキウキしながら寝床についた。