百合の部屋は中がピンク一色になっていた。百合は地図と本を見た。
百合「私は、火の魔法か。担当は、ファイツ先生。闘技場に集合ね。」
百合はジャージに着替えて地図を見ながら、闘技場に着いた。闘技場には、人がたくさんいた。
すると、空から火のドラゴンに乗った男性が降りてきた。
みんなは拍手をした。
男性は、身体がごつい人で、なぜか金髪。
ファイツ「百合って名前の生徒はどこだ!」
百合「私です!」
ファイツ「正義感が強いって聞いたが、その通りだな!百合には、11月に行われる大会の為の演技に挑戦してもらう!演目は、火のドラゴンを乗りこなし、空に火の文字や火の絵を書いてもらう!」
ファイツは赤い石を渡した。
百合「これは?」
ファイツ「火の魔力を高める石だ!持っておけ!」
百合「はい!」
すると、百合の目の前にドラゴンが来た。
ドラゴンは百合に少しずつ近づいた。
ファイツ「ゆっくり手を伸ばすんだ!」
百合は手を伸ばした。
ドラゴンは手を舐めてくれた。ファイツ「信頼されたようだな!次はドラゴンに乗るんだ!」百合「はい!」
百合はゆっくりドラゴンに乗った。
ドラゴン「百合様。私に捕まって!」
ギュッと捕まった。
ドラゴンは大空高く飛んだ。
百合「喋れるの?」
ドラゴン「はい!魔法を使う先生が居るんですから、ドラゴンも喋れて当然です!急降下します!」
下に降りた。
ファイツ「素質があるな!みんな、百合に拍手を!」
みんなは百合に拍手をした。
ファイツ「期待の新人だ!」
百合はコツを掴みながら練習をしていた。