リリは女の子と一緒にラジスの元へ行った。
ドアを開けると、シューケルの姿があった。
ラジス「やはりな。お前はチームを作らない主義だろ?その女の子をどうするつもりだ!」
リリ「この子は、サリア様の子供よ!サリア様だけでも返して!」みんなが、ザワザワした。ラジス「サリアの子供か!魔力はまだあるだろう。シューケルと、その子供を交換しょう!さすれば、お前も元の世界に戻してやる!サリアもついでに返してやる!お前とその子供には、接点もないし、今日会ったばかりだ。引き受けるか?」
リリは女の子を見た。怯えていた。
リリは目で、シューケルに合図を送った。
すると、シューケルは奥歯を抜いてスイッチを押した。
すると、催眠ガスが充満した。その隙に、カプセルを持って、リリとシューケルと女の子は逃げた。
リリは猫に変身して外から鍵を開けた。
猫になったリリをシューケルは抱えて、女の子の手を握り空へ飛んだ。
リリ「危なかったわ。」
女の子「空、飛んでる!」
シューケル「動化家に戻りましょう!」
リリ「でも、危ないわ。」
シューケル「催眠ガスと一緒に記憶破壊装置も起動させたので、私達の事はすっかり忘れて、一番古い記憶になっていると思います!」
リリ「一番古い記憶?でも助かったわ。」
3人は、動化家に着いた。
リリ「林檎ちゃんを転送する!」
リリは赤い水晶を両手で持ち、空へかかげた。
リリ「林檎ちゃんをこちらへ転送して下さい。魔法の神様、私の願いを聞きたまえ。さすれば、この魔力が詰まった水晶をあなたに差し上げます!」
すると、空が光り出し、水晶が空へ吸い込まれて行き、林檎ちゃんが空から降りてきた。
リリは林檎ちゃんを力強く抱きしめた。