リリはナナを探した。ナナは、新しく出来たリリの家の前に居た。
リリ「ナナ…。」ナナは振り向いた。
ナナ「お前どこに行ってたんだよ!心配したんだ。俺は、誰よりも、お前の事、思ってんのに…。」ナナは泣いていた。リリは優しく抱きしめた。
リリ「ごめん。ごめん。」
ナナ「それしか言えないのか?」
リリ「ナナにお願いがあるの。」
ナナ「お願い?」
リリ「私に着いてきてほしいの。」
ナナ「何を企んでる?」
リリ「えっ!?」
ナナ「目が泳いでるぞ!」
リリはナナに向けて、時間の石を見せた。時間が止まった。
リリ「ごめんね。今は言えないの。」
リリはナナを運び、雲の中でカプセルに入れて、催眠ガスで眠らせて、時間を戻した。
ガロ「この人は?」
リリ「ナナよ。」
ガロ「何かあったんですか?」リリ「何を企んでる?って言われたの。」
ガロ「バレたんですか?」
リリ「バレてはいないけど…………。」
ガロ「今は、人質の命も危ないんですよ!」
リリ「わかってる。でも私がしてる事は…。」
ガロ「それ以上言わないで下さい!」
リリ「ごめん……。」
ガロ「次は、私が行きます!」リリ「任せるわ!」
ガロが地上に下りた。