「好きだよ」 突然囁かれたその言葉は、あたしの脳を麻痺させた。 なのに、耳と頬は一気に熱を帯びていくのが分かる。 「っ////」 「俺はお前が好きだ」 「な、なによ……///突然」 耳に頬に、熱い熱を帯びていく。 「なぁ、未来……」 「もぅ、なに///?」 きっと真っ赤すぎるから恥ずかしくて振り向けない。 本当に彼はいつもあたしの心をかき乱す。 そう…… 前からずっと―……