お前が好きなのは俺だろ?




「ちょっ!玲速い!」



「お前が足が遅いんだろ!!」



「なっ!玲と足の長さが違うんだよ!?」



あたしの方が遅いに決まってるでしょ!!



「あぁ、お前足短いもんな」



「っ!!」



そりゃあ!玲に比べたら短いでしょうね!!



「先に行くぞ。マジでお前と行ってたら遅刻する」



「はああ!?元はと言えば玲が寝かせてくれなかったから……」



「俺のせいかよ!とにかく優等生の俺は遅刻するわけにはいかねぇの。つーことで」



「ちょっ!!」



本当に置いていく気!?




急いで追いつこうと足を進めると、焦りで足が絡まり、そのまま―……



――ズザァァァァ!




勢いよくこけた。



い、痛い……



しかも下、コンクリートだしっ!!