『用事が出来たから、玲が5時に駅前に未来ちゃんを迎えに来てあげて!』
そんなメールが届いたのは、約5分前。
なんで俺が?
『無理』
リビングのソファーに座りながらそう返すと、素早くまたメールが来る。
『女の子を一人で返していいの?』
っ……
別に未来なんて一人で帰っても大丈夫だろ。
あんなチンチクリン、誰も襲う気起きないだろうし……
「未来ちゃんは何時に帰ってくるんだ?」
「さあ?何時でしょうね」
「最近は物騒な世の中だからな……」
「ええ、そうね」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…