「こら、花。未来ちゃんにお風呂いれてもらったんだろ?ありがとうは?」
「え!?そんな!入れてもらったって、大げさな」
「いやいや、いつもは俺が一緒に入ってるから入れてもらえて本当に感謝だよ」
弘也君って本当に出来たお兄ちゃんだ……
「みーちゃん、ありがと」
ペコッと頭を下げる花ちゃん。
ほんとにかわいいなぁ~~
「どういたしまして」
ポンポンと頭を撫でる。
「どう……たまして?」
あっ、『どういたしまして』意味が分からなかったのかな?
「つまりね、あたしも楽しかったよ。花ちゃんとお風呂に入るの」
そう言うとニッコリ嬉しそうに笑いかける。
――キューンッ!!
もう!かわいすぎっ!!!
「ほら2人ともご飯だよ」


