『やったぁ〜真紅、ありがとっ』




『別にいいわよ。そんぐらい。憐が意識取り戻してるかもしれないし。それに私も憐が心配だし。』




『えぇっ。真紅が人を心配するとこ、初めて見た!!』



『ちょっと…雛ッ……』




『あ―――ごめんごめん。そんな事ないから怒こらないで〜真紅は心配性だから大丈夫だって〜』



『ちょっ…雛ッ。心配性のどこがいけないのよ怒』


『ごめんなさい〜。あ!チャイム鳴ったよ。早くいこッ!!』


『本当ね。早くいきましょ遅刻しそうだし。』



2人でクラスのドアの前まで急いだ。



『良かった〜先生、まだきてないし。』