『ぅん。大丈夫だよ。
憐(レン)の仇とるまで、なるべく隠しとうすよ。』



そう――…憐。望月 憐は私の族の副族長。私の情報を封龍のやつらに言えって言われて言わなかった。そしたらあいつら憐をリンチしやがった。ボコボコになるまで――…。颯が憐を見つけた時にはもう意識がなかったらしい。それを聞いて私と真紅は病院に急いだ病院着いて憐を見て分かった。絶対に絶対に憐の仇を撃ちたい。撃つって決めた。この時。――…そして、封龍の族長がいるこの高校に転校した。仇をとるために――…



『ねっ、真紅!!』




『んーなに??』



『今日の放課後憐の病院行ってもいい??』


『あ。ぅん。いいよ』