次の日学校に行くと、亜紀が

走ってやってきた。


「どうしたの?」

「これ見て!」


亜紀に手渡された雑誌を見ると、

kissのツアー情報が書いてあった。


「これ、絶対一緒に行こうね?!」


亜紀の目がキラキラ輝いてる。

「…私が?」

「当たり前じゃない!

チケットは私が取るから」


私は渋々頷いた。


コンサートは、4か月後。