バイトが終わって、私は急いで

公園に行った。


・・・・


ベンチに座る透哉の後ろから

そっと近づいた。



冷たいジュースを顔に当てた。

「ワッ?!」


透哉が振り返った。


「ビックリさせるなよ」


私は笑いながら、ゴメンって言った。


「キャッ!」

いきなり透哉が抱き寄せた。