私は、雑誌を奪い取って、見入った。

「そんなにかっこよかった?!」

またしても、亜紀の言葉なんか聞こえなかった。


だって・・・・


ここに写ってる『透哉』って・・・


アイツじゃないの?!


「ねぇ美鈴?」

「亜紀…この透哉って人」

「うん。カッコいいよね!透哉が一番

人気があるんだよ♥」