「うん、やっぱ、上手い!」


「ほんと?よかった」


笑顔の美鈴。

毎日こんな日が来ればいいのに。


「今夜…泊まってく?」


「エ?!いいよ。帰るから」


「…泊まってけよ」


「・・・」


「ダメ?」


「ママに聞いてみる・・・」



食事が終わり、

美鈴は家に電話をした。


「・・・なんて?」


「いいよって」


優しいお母さんに感謝。



「・・・」

急に黙りこくった美鈴。



「どうした?」


オレは美鈴を見つめた。