美鈴といると、元気が出る。

オレはたまらなくなって、

美鈴をその場に押し倒した。


「キャっ!!なにするの?」

真っ赤な顔で慌てる美鈴。

オレはクスクス笑いながら、



「今は、料理より、美鈴が食べたい」


「・・・」


好きな子いじめるオレ、好きかも。


「ゴッホン!!」


咳ばらいが聞こえて、そちらを見た。



「見せつけてないで、

元気が出たんなら、仕事!」


マネージャーが呆れ顔で呟いた。


「チェッ!

いいところだったのに・・・」



「透哉!」


美鈴はまだ真っ赤な顔。


こんな顔を見れば、

襲いたくもなるっての!