憧れだった先輩




あんなに遠いかった人が
頑張ったら手に届く距離にあるんだ




でも怖くて
この関係を崩したくなくて
わたしはまた良い子になる




わたしの手を握った大きな掌




わたしの名前を呼んだ低い声




並んだときの肩の高さの違い




会った時に見せる笑顔




見てるだけじゃ知らなかった



あたたの全てが
わたしの憧れ……




でもねこれは恋じゃないよ?





ドキドキはするけど



なんかちょっと違う




心がキュンてならないの





みんな…協力してくれたのに
ごめんね