Bitter Love

私はしばらく悩んで決めた。

私が好きな花を選んだ。

自分が好きな花だらけの花束。

これを受け取った人が幸せになれますように。

そう願いを込めながら、客を待った。

数分後。

チリリン♪ドアに付けてある、ベルが鳴った。


「はーい!」

花に水をやっていた私は急いで客の元へ向かった。