ねえ、君たち三人がどんなに結束を高めようが、
教室でグループを数える時に、
ふあふあグループの看板を背負うのは澪碧嶺ただ一人っていう基本を忘れたらいけない。
澪碧嶺ありきの君たち四姉妹で、
澪碧嶺が欠けたら地味グループと平凡グループ、半端いきがりグループ、
下から数える方が早くなるかもしれないっていう末恐ろしいポジション転落を頭に入れておかなきゃ駄目だ。
あと三分で始まる一時間目は現代社会、
経済とか政治とかハテナな生徒が多い二組、
学校は勉強をする場所だけど、
教室って括りで皆とあれこれ成長できる素晴らしい空間を無駄にするのは惜しい。
授業をサボる奴、スマホをいじる子、私語を注意する人、黙々と読書する少年、
要領よく手抜きする者、宿題集めを引き受ける少女、
たくさんの皆と自分はどんな青春を歩むのか、
教科の現代社会も大切だけど、リアル世界を学ぶのも、
登校する意味だと思う。
さて、十代、
ポッケで携帯電話が揺れたなら、
いかなる時も迅速に対応しなきゃならないのが女子に生まれた運命、
隣に居る子に本音を伝える際に持ってこいのメール、
皆とお喋りしてる最中でも構わずスマホを手にとり、差出人を確認した君は、
天使ばりにはにかんだ。
だって、普通の女子高生やってるなら、女子力高いのが当たり前なので、
彼女たちのイジメは見えない。
そう、優しさは人の目に触れない時にさりげなくが大和撫子ならば、
意地悪は誰も気づかないよう証拠を残さないのが可愛いプロ女子高生ってモンだ。
さあ、だいたいメールの内容は予知できるかな?


