「若いママパパが奇抜な名前つけるっていう偏見困るよね〜、あたしゆとりだけど昭和な名付けにしたいのに。
初見で読めない漢字とかーうんー、ペットとか源氏名っけ?そゆ可愛い発音? ああいう可愛いのは選ばないかなぁ」
ルルナの意見に乗っかって斬新な名前について喋ってるフリをして、
澪碧嶺を攻撃しやしないけど遠回しに澪碧嶺を批判していたんだ。
正に子供が今風ネームのママ集団が睨んできたけど、
外見オシャレ内面古風こそモテ子のポリシーの君はどうでもよかった。
でも、玲ちゃんもまあまあ君と同じレベルで底意地が悪いみたいだった。
「澪碧嶺って名前みゅあねってフリガナなきゃさあー? 初対面の人、あれだよ。
“……え、……え? ミオ……アオ、あ、ヘキ?……ミオヘキ――、嶺……ミネ……? え、ミオヘキミネ? え……え?! みゅあね? は、そーっすか、はあ、みゅあねさん、失礼しまし、た、いや本当に”ってなるじゃん?!
そんななのにミュアネって! 無茶ブリでしょ。やばい、今更ツボってきたよ」
爆笑する玲ちゃんに笑いながら、
「どして最近の親ってそーゆーセンスなんだろね? 私は平仮名までかなあ?」って、
ルルナはいつもの大人ルルナらしく誰も傷つけない物言いをしてて、
二人が澪碧嶺を庇わない感じが、君は楽しくなってしまっていた。
だから、


