おとり化粧室


ガールズトークっていう洒落た単語が浸透してるように、可愛い女子高生を頑張る子は、

くだらないお喋りを武器に現状脱却へ努めるのがマストって随分と昔から決まってる。


よって、以後の流れを汲み取れば、

残されたふあふあグループでルルナだけ現役宣言する資格があると思われる。

「んー、ねー……あれだぁーよねー、澪碧嶺モテるのになんでカレシ作んないのかなあ〜?」


一生懸命ムードメーカ役に徹するルルナが、無言劇を幕開けさせた君よりとっても偉いと察知できない子が万が一十四歳以上の場合、

そこそこ愚かかもしれない。



ねえ、『人見知りなんだよね』『口下手なんだぁ』なんて、

消極的イコール勇気のなさをカバーする言い訳を並べて、

相手にばかり負担をかける自分を省みない君に問おうか。

同い年でもコミュニケーション能力の差が激しいのは何故かな?



このクエスチョンを軽く胸に刻んで、皆も高校生活を送るのが学校の国の常識だと仮説をたてると、

せっかく親友が接待してくれてんのに、眉も動かさず唇も一本線、

玲ちゃんが謎に無表情になるなど言語道断、無礼すぎる。



雰囲気は最悪、澪碧嶺が欠けた世界はつまらないモードに侵食されてしまっていた時、

男子がほっとけない純粋ほんわか女子なら、どうするのがアイドル路線で妥当かな?