「ほんじゃ誰スタートにしよか?!」
「俺だろ!」
「いやいや常識的に俺から」
「はー? あんたらに聞いてませーん黙って」
「澪碧嶺チャンどーぞ!」
「な、公平に澪碧嶺チャンだろ」
「あんたら澪碧嶺来たら態度違うしーウゼェ」
「ほんまそれ、自分らうちらに失礼スギ!」
クレヨンを散りばめた光る粒がパチパチ弾けるアイスクリームを食べているような会話で盛り上がる1年2組、
プリントを解く真面目さん、携帯電話をいじるサボり君、
静かにお喋りする子、ひたすら寝る奴、他の授業の宿題に焦る少年、メイク直しに夢中な少女、
それぞれ作業をしようと結局、
皆の意識は、パジャマパーティーのテンションを持ち出す教壇に集中してしまっている。
そして、とりわけとある三人娘は気まずかった。
そう、君たちお勉強会ガールズだ。
……なんか
またこのパターンとか
あー……だる
確かに澪碧嶺はふあふあグループの一員だけど、残り三人と格が違って、
正統派美少女の彼女は居るだけで雰囲気のあるお飾りさん、
玲ちゃんは身内だとノリが良いけど、クラス全体を相手にするとギャルに威圧され気後れしてしまうし、
ルルナは誰にも態度を変えない分、誰とでも親しくなるけど基本受け身タイプだし、
君ときたら――……


