くどくなるが、君が住む学校の国にイジメはない。
日本の国だと殴る蹴るの暴行、カツアゲや家族への脅迫などの犯罪行為、
インターネットや写メを用いた精神的苦痛が最近やっとこさ問題になってるようだけど、
イケメンなオレ、可愛いアタシ、が大好きな高校生の世界にイジメはない。
イコール、ふあふあグループにイジメはない。
イコール、君はイジメと関わったことが一度もない。
皆そう、君の周りに居るクラスメート全員はイジメって単語を知ってても、イジメそのものを見たり聞いたりしたことがないため、イジメを知らない。
結論、この世にイジメはない。
さて、話の腰を折るようで悪いが、
万が一、数行前のニュアンスをスクロールごとに信じた今、
『イジメはある! ふざけんな!』
『イジメをナメてんのか! 不謹慎だ!』
『イジメの何が分かるって言うの!?』
といったように憤慨中なら、
その意志は日本の国だと正義だろうが、学校の国だとトンチンカン、クレイジー認定、
肌で感じるリアルはそこまであまっちょろくない。
ほら今、
まさに今イライラしてる場合は、もうここで本を閉じるべきだ。
さようなら、立派に成長し大人の国に入国いたしましたとさ。
一方、まだ付き合ってやれる場合、それは女子高生らしさを汲み取れる貴重な人材、積極的にクリックしていただきたいところだ。
ねえ、君たち女子高生は、『イジメ』っていう字面が重たくて暗くて、ネガティブでタブーで、
なんというか病んでる臭いがプンプンで可愛くないから、イジメって文字すら嫌いだ。苦手じゃない、嫌いだ。
ほら、例えばイジメがテーマのケータイ小説なんかは、
『うへ〜、イジメ話とか負のオーラ強いわ〜引くし〜! オトナな恋愛モノ探そ〜っと★』って感じで表紙でパス、イジメ関係のやつはまず読みたくない。


