16ページあたりで君は男子が苦手とあった。
上手く笑えないし、面白く語れないし、話が続かないし、
ボディタッチもできないし、約300ページ分振り返っても散々な結果だ。
君は男子が苦手、
表記に偽りないがデタラメだ。
確かに男子が大の苦手だ。
しかし、その三倍、君は男子が大好きだ。
なんでイケメン先輩と立ち話する時に気まずそうにケータイ小説を読んでたのかって?
なんで矢尾君が絡みにきた時に可愛いリアクションができてなかったのかって?
ううん、なんで毎日決まったグループ行動ばっかで男子とあんまり喋らないのかって?
答えは簡単だ。
君は仲良しグループ皆の手前、同性のバッシングが怖くて弾けられてないだけなんだ。
『普段と態度違うくね?』の指摘、
『男の扱い慣れてるよねー羨ましい』の嫌味、
『タラシだよね』の悪口、
クラスメートの女子に見られてると思うと、君は正真正銘男子が不得手だ。
二人きり、あるいは男子の中に自分だけ、もしくは女子が自分より下グループだけなら、
安心して自分のペースで可愛いアタシをやってける。
ひゅったんばりに女子力フル活動できちゃう。
『なんだかんだ女子高生の中には、男子の前では子供のような反応をする子も居るさ』って幻想を抱く社会人男性や、
『いいや! 本当に恋愛に不器用な女子高生は居る!』って信じる男子高生は引いたかな?
でも、


