女子は嫌われてる訳じゃなくて人数問題でやむを得ず余っちゃった地味な雰囲気のペア、
二組の男子は元々小グループが多かったせいで、女子と同じく上手く人数が揃えられずにいる陸空が属するインテリグループと、部活命グループが座れないままで焦ってる。
そして、とある一グループが彼らと同じ理由で残ってるんだけど、
そこのところ、自習トランプゲームの六十一ページあたりの学生リアルを思い出せば、
君は多分、もう安泰のはずの自分たちが五分以内に立つはめになるって読めちゃってるため、
内心ちょっとため息だ。
それは複雑で、
友達に告知しない方の呟きサイトを今から作り、
『女の子って面倒臭い。。。。。気分転換にぉ買い物行きたいケドそれさえウツ』ぐらいは書いてもいい女子高生的出来事が、どうせ起こるんだ。
はあ、やだなぁ
まずハンドベルとか謎だし
仲良し歴史ある澪碧嶺に玲ちゃん、ルルナ、きっと皆、次の声を意識してる。
ただ、シリアスがかった空気に鈍感な先生は、かつて自分が制服を着てた世界観を呑気に忘れちゃってるらしい。
「はーい決まってないとこ急いでねー。曲も次の時間までに練習できるよう決めときたいから、後五分以内にはお願いしますよー? 無理だったらまだの人たちでグッパーじゃんけんで公平にします」
じゃなきゃ、こんなマヌケ発言ができるはずがない。
……あーあ、
まーたこの展開だ
『ねえ! みゅあねー澪碧嶺澪碧嶺澪碧嶺ちょっと相談があるの』
難しい宿題は誰かのプリントの名前を自分に書き換えて提出でクリアみたいな発想の叫びが、
多分届いてしまうんだろう。


