だから大人の国思考で客観視すれば大丈夫、君はまだマシ、
友達がハンドベルについてああだこうだ話してんのに、スマホ片手に聞き流そうが、
形だけでも「うそー」って、いい感じの間合いで挟められるから大丈夫だ。
ガッツリ画面の奥に意識が注がれてようが、魂が完全に分離してないから大丈夫だ。
もしも呉先輩が君だったら、周りの子を置き去りでスマホに必死なことだろう。
まあ、そうなると、学校の国基準だと、逆に君は大丈夫じゃないしまだまだ微妙なのだけれど、
進展がのろまなケータイ小説の約三百ページまで付き合ってこれてる以上、そのぐらいの読解力は備わってることだろう。
……んー
体重を吸い込みかねない絨毯の上は、触れてる部分が変な感じだ。
中学時代テスト前に必死で覚えた肖像画は、皆がこちらへ前のめりだから不気味だ。
参考にと前年の七夕祭りのステージを映すテレビ画面はなかなかシュールだ。
『グループを作ってください。』
例の死刑宣告から、
もう七分経ってる。
ようやく外に目を向ければ、七組完成させなきゃならないのに君を含めまだ四組しか座ってなかった。
明細は雨季の中途半端女子グループと勘違い男子グループのA班、ふあふあ女子グループとジム男子グループのB班、
オシャレ女子グループと平凡女子グループのC班、ファッション男子グループと惜しい男子グループのD班だ。
つまり、残ってるのは、


