「こらー、チャイム鳴ったでしょー? まあまだ三分だし一年は職員室遠いからね、今回は特別に遅刻扱いしません、ハイ、先生優しー。次はちゃんと来るよーにね?」
靴を履きかえ、音楽室に足を踏み入れるやいなや、先生の一方的なお喋りが始まって、
ふあふあグループは頷き、反省してます的に唇を結び直してあげた。
クラスメートはというと、全員がピアノの周りに集まってた。
「はいじゃあ授業始めまーす」
ラッキーだったねと玲ちゃんが笑うから、君も同じように笑ってやる。
……なん、か
頭の上に音符マークを浮かべたい。
ご機嫌な君と御一行は皆のところへ移った。
将来読モの先輩に慕われる効果か、一年で君が一番注目されるようになったお陰で次の授業に遅れちゃったけど、
これは勉強とは違う勉強ってやつだ。
不思議、今までは時間にルーズなふあふあグループが嫌で嫌でしょうがなかったのに、
第二変身を遂げた君は、嬉しくてたまらなかった。
なぜって、真っ直ぐ歩きたいのに村の皆が我が我がと近づいてきた結果、本鈴に間に合わなかった訳で、
それはつまり人気者の証拠だからだ。
さて、久々にクイズを出そう。
ふあふあグループで昇格を果たした君に、次はどんなカリスマ女子高生展開が待っているのでしょうか?


