君は君だけど世界が変わった主な例は、
二つ目が、『あの綺麗な先輩ストラップ可愛いね』とか、
『あの可愛い先輩の彼氏、物腰フェミニンでときめくよね』とかって、君たちが一方的に噂してても、
昨日までは校舎内ですれ違おうが本気で他人だったグループが花嫁先輩と親交ある関係ならマジック、
「ねえねえ、おはよう!」って、まるで昔から友達だったかのような笑顔で、わざわざ近寄ってきてくれる点だ。
「――っ、えと、お……おはよございます、」
女の子相手でも嬉しさでポポポポッと君のホッペが染まる。
「次音楽なんだぁ?」
語尾と一緒に首を傾ける仕草は可憐で完璧、
花嫁先輩のブログ情報だと二ヶ月に一回ぐらいで遊ぶ仲の彼女は呉先輩だ。
女子高生はマナー的に向かい合ったら即ジャッジしなきゃなんないため、
赤面の癖に君も花嫁先輩のおともだちに探りを入れる。
眉毛に軽くかかる短さの前髪はボーイッシュに行きがちだけど、呉先輩はファッションで白つめ草で王冠とか草原でカップケーキピクニックとか、
そういう系、スイートな印象を皆に与えたいらしく、
セーラーの襟下まで伸びたストレートヘアは高校生の定番清楚とはやはり異なるため、
柔らかそうにカーラーでほぐされ、あくまでコースターをオーガニックコットンで作っちゃう雰囲気のまるっこいスタイルだ。
そうしてデータをまとめれば、呉先輩はふあふあさん、
『センス良いー参考になる、気が合いそぉッ』と、親近感を覚えると同時に、
『大丈夫、アタシのが可愛いもん負けないもん』って、敵対心を燃やす。
ちなみに、大人の国の方々が『最近の女子高生は〜』って話をする際は、
マヂが口癖の巻き巻き茶髪でアイライン命の昭和ギャルじゃなく、
今や平成生まれの時代、
ぜひとも学校の国の期待通りに育った君を思い浮かべてほしい。


