おとり化粧室


たくさんの男子に愛されるキョトン性格ヒロインの純愛物語を好んで読む子は、

自分が彼女のように惚れられたい心理がおおいに働いてると言っても間違いじゃなくもないって、

学校の国だと謎の学者に説かれてるんだとか。


一方、そんなヒロインを否定するサバサバ読者は、

空気読まなくても自己中心的でも『ほっとけないor変な奴』って男子にまとめてもらえるキョトンちゃんの得っぷりに、

本当の本当は憧れてると仮定しようが不自然じゃなくもないらしい。


一説によると、普通は自分がキョトンだったら女友達をイラつかせちゃうって気配りするのが高校生、

周りを見渡さないヒロインっぷりのバッシングどうこうより、周りを不快にさせてる自分に気付かない鈍感さがありえないってことで、

サバサバ読者はキョトン主人公を受け入れたくない反面、
不器用やら無垢やらって響きの良い聞こえに甘えたマイペースな生き様を羨ましかったりもしてるんだとか。



意味不明かな?
でも、キョトンをどうでもいいって思ってるなら、君が290枚分の時間をケータイ小説に費やせるはずがない。



怪奇現象でもなく宇宙人でもなく殺人鬼でもなく、お化けでもなくタタリでもなく未解決事件でもなく、

これはリアルホラー、
キョトンちゃんは一般生徒のふりをして、学校に何人も潜んでる。

もしかすると、君の仲良しグループのあの子がキョトンちゃんなのかもしれないし、

ひょっとしたら、無意識の内に君自身がキョトンちゃんなのかもしれない。


それでも大丈夫だ。
飴ちゃん舐めて耳にイヤホン付けてスマホ片手が電車待ちスタイルの女子高生とか、

紙パックジュース片手に彼氏と二人乗りが自転車スタイルの女子高生とかやってるなら、

偽装キョトンだろうが別に何も問題はない。