『あーぁ、高校入学して三ヶ月? アタシ全然モテなすぎてウケる、夢見た生活と違う現実こわくてネタになんない、ナントカちゃんみたく可愛くなりたいなぁ』
とんでもない大根芝居ガールはウソつき計算高い人間だと同性に嫌われる?
ねえ、そこがオシャレ女子高生の暮らす学校の国だってことを忘れてはならない。
だって、乙女心はそんな捻りゼロの世界じゃない。
女子力高い女子は、女子力高い女子・なりすましキョトンに寛大なんだ。
計算じゃなく素で純粋かつ真っ直ぐなキョトンちゃんは実社会だと非常に迷惑だと疎まれがちだが、
嫌味にならない程度に小悪魔隠しヒロインぶってるキョトンちゃんなら黙認されてんのが現状だ。
女子力高い君たち皆は、薄々身内が敵だと勘づいてる。
でも、そんな隠れボスを敵に回すと自分が不利だと割り切り、自分のストレスとひきかえに積極的になついてる。
ほら、学校の国は皆がビッチ、
ビッチしか居ない。それがリアルだ。
そんな訳で、
イケメン幼馴染みに告白されて、チャラい先輩に好かれて、
硬派転校生に惚れられて〜的なモテモテ学園生活にキョトンなヒロインちゃんが、
『アタシなんかを好きになってくれてありがとうね?』
無事に詩集完結、世に出版すりゃあ実はハーレムに憧れてる同性ファンを取り込める。
なぜって、


