おとり化粧室


久々のクイズにうんざりすることはない。
つまんないお喋りを盛り上げようと空回りする様を、あたたかい目で見守ってやるのが大人ってもんだ。


女子高生を本気で成功させたいのなら、

設定が甘いケータイ小説の画面を下へスクロールする前に、自分なりの答えを君は用意しなければならない。



高校一年生、十六歳、
六月、二時間目は音楽、

さあ、澪碧嶺に玲ちゃん、ルルナ、この三人娘がどうして君のサイドポジションを欲しがるのか分かったかな?



そりゃあファッション大好き女子高生、
花嫁先輩と放課後デート、ブログで姉妹宣言、

昨日の今日で君と親しげに笑ってりゃあ三人的に儲けモン、

『あの花嫁先輩贔屓のあの君チャンと友達って(澪碧嶺・玲ちゃん・ルルナ)は凄くレベル高いんだ』って、

皆に感心される優越感に浸りたい系が正解だと思う子は天使すぎる。

君が読むケータイ小説の世の中をナメた思考がさぞ合わないことだろう。


そりゃあ当然、君と仲良くグループ組んで『いいなぁ〜』の視線を集めたい部分もあるが、

リアルを生きる女子高生はもっともっと複雑で、可愛いを取り繕うべく、ずっとずっと知能犯なんだ。



さあ、速やかにリセットボタンを押そう。
ついでに、心を悪魔と契約しよう。
澪碧嶺に玲ちゃん、ルルナ、三人が君の隣を歩きたがる訳が分かったかな?