いいや、その前に、女子高生とイジメの位置関係を少し予習してみよう。
手鏡で可愛いアタシのチェックが趣味の女子高生は、
イジメとか自分が実害を受けない程度なら正直どうでもいいっていうか、
イジメより、恋愛充実感やモテ度、髪ツヤ加減やスタイル維持、
女ウケやブログ反響率、なんかこうキラキラしたファッション関連に忙しくて、
ぶっちゃけイジメと向き合う暇がないんだけど、
それでも、女子高生はイジメが嫌いだ。大嫌いだ。
なぜって、君たちはピュアなので、子供の頃読んだ童話の赤ずきんちゃんを忘れず、
無邪気が正義スタイルだからだ。
彼女たちを意味不明と諦める前に、辛抱も必要、リアルお伽噺に付き合ってみようか。
ピアスで煌めく耳でイジメの話を聞くのはポップじゃないし、
スイートなネイルの手をイジメに染めるのは上品じゃないし、
カラコン効果のつぶらな瞳でイジメを見るのは美しくないし、
うるうるグロスの唇でイジメの話題を口にするのはオチャメじゃないしで、
弱いものを食べちゃう狼サンに化ける真似はしない。
復習しよう、可愛いアタシ活動家の女子高生はイジメが嫌い、大嫌いだ。
ところが不思議、
反イジメ派な君たちの癖に、仲良しグループの中にライバルが居て、
秘かに冷戦に関与してたりなんかもする。
これで、ようやくプリクラに結びつく訳だが、三つ目の重要な役割が浮かんだかな?


