おとり化粧室


これは君が主役の物語なんだから、雨季なんかどうでもいい?
サイドストーリーより本編を進めた方がいい?


でも、君は君が思っている以上に君を知らなさすぎるから、

雨季の話を聞いて、もう一度、君は君を考えなおしたほうがいい。

この先、君が君を生きるために、君は例のケータイ小説を読んだ方がいい。


でも、まあ、スクロールすれば気分を害したり傷付いたり苦情殺到だろうが、

君はリアル女子高生を学んで大人になりたいんだから、数行後にストレス感じてブックマークを外さずに、

パパ、ママ、兄、姉、社会人を参考に、
甘くない現実に直面した際、泣き喚いたり怒り狂ったり絶望したりフリーズしたりとは違う技、

耐える技を身につけるべく読んでおいた方がいい。




たとえば雨季の本が一冊手元にあると想像してみようか。




中学生の頃、イジメられてはいない設定だけど、

『雨季なら初回限定版も通常版も二枚ずつ余裕で予約してんぢゃね?! 収集癖ウケる』

『リアルの男に相手にされないからってアニメに夢中とか面白すぎるだろ』

『なんかイベントあると謎のツレとコスプレで参加してるらしいよ〜雨季はウチらを裏切らないねえ!』

年がら年中男女問わず噂されてた人気者の雨季は、特別不細工じゃなかった。


デブ、ブス、チビ、メガネ、シャクレ、体毛、出っ歯、短足、ニキビ、体臭、白髪、ケガ、なんでもいい、

見た目にコンプレックス抱えてる子をイジメるとか、学校の国に住む者のプライドにかけ、

君の周りだと、そんな頭も悪けりゃ性格も悪い低俗な行為をしない。



じゃあ、どんなイチャモンをつけて、ある一人はターゲットにされていたのかな?

普通の学生をしている現役、または学生経験者なら、

把握していないなど普通におかしい訳で、しかるべき場面では君も的確に説明をしなければならないことだろう。


さあ、暇潰しにスマホもいいけど、たまには学校の国の内部告発に挑もうか。