例えば、君のブログの私服コーデにルルナがキュンとしたり、
私服で遊んだ時の君の指輪をルルナが気に入ったとしよう。
『あのカッコ可愛い』
『あの指輪ツボっ』
どんなに自分が欲しくても、君が先に買ったり身に付けたりしてたら、それは君のもの。
たとえ手持ちで同じようなコーディネートが可能だろうと、たとえ店頭に同じ品があろうと、
君が先に着こなしてるなら、もうそれは君のもの。
なぜって、普通の女子高生の価値観だと暗黙の了解で、誰かとキャラ被りはNGなんだ。
対象がショップ店員さんやバイト先のお姉さん、通りすがりの他人や雑誌モデルさんなら大丈夫だけど、
学校の国の校舎内の人物、
センス良い先輩や個性的なクラスメート、可愛い隣の組の子やアイディアマンな後輩をインスパイアすると、
『うっわ、微妙にパクりぢゃね?』って、徐々に信頼を失うし、
特に、仲良しグループ内の子をリスペクトすれば、
『うっわ、身内パクるとか神経図太い』って、一気に非常識とみなされる。
それは、澪碧嶺と君の関係で分かる通り、マネされる方はストレスなのに、
そんな相手の気持ちも考えられない人間性にドン引きな訳で、この場合ルルナは君を優先し我慢、
女子高生はオシャレ著作権に目を光らせてるってことに納得していただけたものとする。
若干トンチンカンな説明でも、ここらの雰囲気が僅かでも伝われば、
君がブックマーク中のケータイ小説の遅い展開も楽しくなるはずだ。


