<ルルナ>
先輩は可愛いよね。私も尊敬しているよ
ルルナのコメントを目にした君は、眉間にシワがよった。
妻の『お蕎麦とラーメンどっちがいい?』の問いに、『じゃあラーメン』って旦那が返したら、
『じゃあって何?! じゃあって……あーもういいです作りません、ご勝手に!』的なヒステリック揚げ足とりじゃないけど、
『先輩は可愛い』の一文の『は』に、『アンタは可愛くない』って含まれてるようでカチンとしたけど、
ルルナは花嫁先輩に誘われてない癖に強がっちゃってるのが可哀想で、
逆におかしくなった。
<澪碧嶺>
楽しそう!双子みたい
澪碧嶺のコメントは、澪碧嶺自体に君は一生イラつくからどうでもいい。
<REi>
玲こんなお姉様ほしい〜
君の記事なのに、玲ちゃんはいつも自分の話ばかりしたがって、玲が玲は玲なら玲ものオンパレード、
ちっとも聞き上手じゃないと、改めて思う。
だいたいいつものメンバーのはずが、
不思議、花嫁先輩効果で君のコメント欄は大にぎわい。
三年生のオシャレ女子やファッション男子、花嫁先輩の地元のセンス知人、
今まで接点がなかった人とでも、ブログを通せば三十八人もの新しい友達が一気に増えていたんだ。
そう、これも女子高生の失敗率が低い便乗魔法ってやつだ。
大人の国の皆には、少々レベルが高かったかもしれない。
ご機嫌な君はスマホを充電器に繋ぎ、ベッドに横になる。
ほら、主人公の気持ちを風景に託すなら、今夜は月の線が綺麗だった。
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