足が速い子や武勇伝な不良、満点秀才や大人しいキャラ、生徒の個性が一極集中しないように、
ひゅったんみたいな子、
派手カワ路線でリーダーシップな者は、
学校の国で各クラスに一人が配置されるよう大人の事情で仕組まれてるっぽい。
子供目線だと、そういうキャラクターとは、
『できることなら同じ組になりませんように』って、平和を祈ってみたくなる存在が、
今、君の目の前に居た。
しかも、結構なシリアストーンで話しかけてきやがった。
ねえ、これを危機と呼ばずに何と揶揄する?
「あーのさ、……てかさ、もう仲直りしたっぽいから余計なお世話だと思うけどね?」
いちいち言い訳がましい前置きしなきゃ体裁保てないんなら、
頼まれてもないのにわざわざ話さなきゃならない必要があるのかと、
ひゅったんに意地悪な質問をしたくなったとしても、
リアル社会は甘くない、
相手が自分より格上なら黙りが穏便魔法となる。
近年の女子ママみたくアタシらしさを追求し、世間に新しいスタイルを提案するのも立派だが、
君たちは風土を尊重し、『口は災いのもと』っていう、祖先らの伝承を引き継ごう。
玲ちゃんもルルナも、澪碧嶺までも、誰もが息を潜めてた。


