おとり化粧室


幾度なく出題される女子高生クイズにもそろそろ飽きてきちゃう頃だろうけど、

少しかじっとくと、君が十代なら必ず財産になるため、先入観で斜め読みを選択しては勿体ない。

言葉の裏に秘められた愛や悪意を見逃すべからず。



『こんな優しい子、嫌う理由ないもんっ! なのになんか、なのにそんななのに傷つけてごめんね?』

玲ちゃんは、『アタシら嫌ってないのに被害者ぶって泣いたのはアナタ様だけどねー?』って憎らしさを、


『泣かせちゃったんだもん、許してくれなくていいよ、でも今までどおり私は澪碧嶺を親友って思うのは許してくれる? 私にとって澪碧嶺は特別なの』

ルルナは、『親友ってアタシはちゃんと思ってるのにアンタが勝手に疑ったんだからねー?』って憤りを、


『澪碧嶺ごめんね? あたしたち皆澪碧嶺が好きなんだよ?』

君は、『ウチラ仲良くしよーとしてんのに勘違いして泣いたのはソッチだからねー?』って恨みを、


『ウチこそ泣いてごめんねえ』

澪碧嶺は、『いい歳して人前で泣いちゃったのはアタシだけど、泣かせたのはお前らのせいだかんねー?』って報復を、


ふあふあグループは、真摯な謝罪にこっそり愚痴を盛ってストレス発散してたらしい。


ほら、だから、