学校の国は不思議に包まれてて、
泣いてる子が可愛いと、無条件で正義と化す。
道徳の授業で習った方法を実践し、君は澪碧嶺の立場になってみた。
まず、昨日、ひゅったんたちとトランプし終えて皆のところに戻ったら、皆が消えてた。
アレ?って思う気もするけど、自分がグループ抜けてたんだからしょうがないかって解決する。
次に放課後、誘われなかったから少し淋しいけど、まあそんな日もあるかなって納得する。
そして、今朝、教室に入っていつものように雑談しようとしたら、
なんか玲ちゃんが素っ気なくて、君もルルナも微妙な態度で、ここでアレ?ってなる。
玲ちゃんと君が保健室へ自分を避けるように行くけど、
ルルナが残るから勘違いかなって言い聞かせる。
…………いや、ないわ
やっぱり君は澪碧嶺になりきれなかった。
とてもじゃないが、澪碧嶺の気持ちになって考えを改めるムードにもなれなかった。
だって、三人に置き去りにされたとしてもたかが小一時間のことで大袈裟だし、
まあ百歩譲って一人ぼっちにされたのが悲しいとしても、何か自分がやらかしたんじゃないかって不安がるよりも、
ひゅったんを味方に安心しきってメソメソ泣いちゃってる澪碧嶺が君の神経を逆撫でしていたりする。
自己嫌悪せずに相手に責任を押し付ける涙を流せる厚かましさ、図太さが君には許せない。
それから、


