夏を待つ眩しい太陽が雲隠れして、舞台の暗転みたいに場面は展開していくんだと分かった。
少し肌寒く感じるのは日光不足? 戦いへの恐怖?
「あのさ! 自分ら澪碧嶺んことハミってないよね?!」
一体、何が何やら。
天使を召還したかったのに、死神が現れるレベルの大誤算に震えが止まらない。
一人公欠を除くふあふあグループの前に、学校の国で一年二組を統治中の女王様が仁王立ちしていた。
なんで、うそ
え、嘘だ嘘だよ
どうして……
突然のパニックに頭が壊れちゃってた。
「聞いてる?! ね、澪碧嶺に意地悪してないかって聞いてるんだから、はいかいいえで普通に答えてくれないかなあ?」
このまま気絶してゲームオーバー、もう一度最初からやり直せたらどんなに楽か。
さすが国家に携わるお方だ。
君たち三人は圧倒され、化石ばりに動けやしない。
ただただ目が離せない。
「ちょ、聞こえてるかなぁ? 怒ってないから質問に答えようよね?」
災いだ。
世界は終わる。
地球が滅びる。
君は命を狙われてしまっている。
なんで、
……なんで、
自決するしか方法がないのかもしれない。
一瞬で、そこまで君を追い詰めた理由は――――


